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東西廻廊【とうざいかいろう】−日光東照宮−

−眠り猫と雀【ねむりねことすずめ】

 東照宮の数ある彫刻の中で、なんといっても有名なのは東回廊の蟇股の「眠り猫」です。奥宮への入口にあり、昔から左甚五郎作として、数々の逸話が伝えられています。例えば、最初は目を開いていたとか、禅の悟りの境地を意味するとか。
 猫の彫刻は、東照宮以外の神社・寺院にも見られますが、ほとんどは獲物を狙って殺気をみなぎらせています。寝ているのは東照宮だけです。
 猫の彫刻の裏側には、竹林に遊ぶ2羽の雀の彫刻があります。東照宮の彫刻は虎や霊獣など、それぞれ重要な位置に、特別の意味をもって使われています。それでは、猫と雀は如何に?
 奈良の春日大社蔵の国宝の太刀の鞘には、竹林で雀を捕らえて喰う猫の図柄があります。なんとも凄惨な図柄です。これを
ヒントに想像をたくましくすれば、猫が寝ているから雀は楽しく暮らしていられます。これは戦乱が治まり、平和な時代が訪れたことを意味してはいないか?その平和は、東照宮の御祭神・家康公によってもたらされました。従って、「眠り猫」は、平和のシンボルなのです。


   

日光東照宮東西回廊
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